ハムスターを飼い始めて毎日ワクワクしながらゲージを見つめている娘。自分でレイアウトを決めたので、ハムスターにとってこれでいいのか研究熱心です。
飼い始めて2か月後、我が家のハムスター、大福くんの成長スピードが思ってた以上に早く、早々にグラスハーモニー360では手狭になり、グラスハーモニー600にお引越ししました。広くなったのはいいのですが、大福くんの性格は超ビビり。基本引きこもり。広くなり怖かったようで、空き箱で隠れ場所を作らないとお家から出てきませんでした。
- ストレスがかかってしまってはかわいそう
- 姿がもっと見たい
- 広くなったから2階スペースがあると夜の行動量増えるかも
と考えた娘は、メルカリでロフト型巣箱を見つけました。このロフト型巣箱が予想以上に良かったので、紹介したいと思います♪
*ロフト型巣箱の製作者様には掲載の許可を得ています。
ハムスターのおうちにオススメ!手作りロフト型巣箱
始めはアマゾンで見つけた木のお家を使っていました。しかし、我が家の成長が早い大福くんはおうちの中で
- エサをため込んでいる
- 毛づくろいしている
- 寝ている
3つの事をお家の中でしていたので狭そうでした。狭いから嫌なのかは分かりませんが、空き箱を置いたら、即、空き箱にお引越し。空き箱から出てきません。そのため、過ごしやすいお家を探すことにしました。
①ハムスターのおうちの選び方
ハムスターはもともと、地面に巣穴をほって暮らしていた生き物らしく、目的ごとに部屋が分かれていたそうです。
真っ暗だと何も見えないのでは?と思っていましたが、どうやら密室があった方が過ごしやすそう。娘と一緒に調べてハムスターのおうち選びの参考にしたことを表にまとめてみました。
特徴 | 詳細 |
---|---|
サイズ | • 体長の1.5〜2倍程度の広さ • くるっと回転できるスペース |
材質 | • 木製 • プラスチック製(通気性に注意) • 陶器製(通気性に注意) |
形状 | • ドーム型 • ボックス型 |
安全性 | • 鋭利な部分がない • グラグラしない安定した作り |
快適性 | • 内部が暗い • 床材を敷けるスペースがある |
通気性 | • 適度な換気が可能 • 完全密閉型は× |
清潔さ | • 掃除しやすい設計 |
追加機能 | • 底があいている • 屋根が開閉式 |
この表を参考に、ハムスターが安心できるおうちで、可能なら2階部分が欲しいということで、娘と2人で必死に探しました。そこで見つけたのがハムスターズさんの“ロフト巣箱”でした。
②ハムスターが安心できる環境
お部屋を新しいものに変えると気に入ってくれるかドキドキ…。でも、心配無用でした!設置後すぐにおうちに入って何やらゴソゴソ(おそらく、床材をほって寝やすいレイアウトにしていた)。そのまま寝てしまったようで出てきません。笑
部屋が2つに分かれていて、1つの部屋は完全に密室になっています。入り口があるお部屋は、大福くんの大きさ(ジャンガリアンハムスター)の1.3~1.5倍位。もう1つの密室のお部屋は大福くんの大きさの2倍ちょっと位あります。やはりそこが落ち着くようで、エサを食べたり、何やらゴソゴソしている音が聞こえます。
③木製だからかじられても安心
このロフト巣箱は木製(巣箱:桐、ロフト:ファルカタ マメ科の広葉樹、階段:パイン)なので、ガジガジがじっても嫌な音がしませんでした。
- 部屋の間の丸穴
- ロフト床
- 付属の階段
3つの部分をよくかじっていますが、嫌な音がしない&かじり木が不要になったので「どうぞどうぞ!好きにかじってください!」という感じです。付属の階段にいたっては、気に入りすぎて、そのうち階段として使えなくなるのでは??という位かじっています。笑
④ロフトは危ない?
2階部分ができるのはスペースが増えるのでとても魅力的でした。しかし、転落してケガをしてしまわないか心配。高さ的には落ちても大丈夫かな?と思っていましたが、やはり、設置するまでは心配していました。
設置してみたところ、思っていたほど高くなく、転落してケガをする心配もいりませんでした。自分でよじ登れるレベルの高さでした。階段使ってのぼっている所見たことないかも。笑
降りるときも、落ちることはなく、「ほいっ!」と自分でとびおりてました。意外とハムスター身軽だった。
⑤手作りと思えないクオリティー
ハムスターズさんの“ロフト巣箱”の感動ポイントは、ていねいでキレイなつくり。
- 角がない
- やすりがけしてありざらざらしていない
- ゆがみがない
ハムスターがケガをしないようにという所は気にかけていましたが、お世話をする娘もケガをされては困るので、ていねいなつくりには本当に感動しました。角も削ってあり、丸みがあるので、ハムスターも安全に過ごせます。
市販のおうちですと、時々歪みがあるのですが、このロフト巣箱は歪みがなく、ぐらつき・ガタつきがありませんでした。ロフトの板を乗せても安定しているため、見ていても安心です。
ハムスター目線の安心できるおうちにしよう!
娘は初めてのハムスター飼育で、一生懸命ハムスターのお勉強をしていました。でも、今考えると「こんな風にしてハムスター飼いたい!」という自分の好み優先でした。
でも、実際にハムスターをお迎えして、超ビビりな我が家の大福目線で環境を整えてみたところ、
- 噛まなくなった
- おうちから出てくるようになった
- なついた
- おうち以外でも寝るようになった
- 寝方が変わった
とたくさんの変化があり、驚きました。落ち着くために、住まいの環境を整えることが大事な点は、ハムスターも人間も同じですね。
①安心できる生活環境
ハムスターが安心して過ごせるようにするために環境を整えることが大切です。
ハムスターが安心して過ごせるために必要なことを、項目ごとに以下の表にまとめました。
項目 | 必要なこと |
---|---|
住環境 | • 十分な広さのケージ • 清潔で快適な床材 • 安全な隠れ家 |
栄養と水 | • バランスの取れた食事 • 常に新鮮な水を用意 |
運動と刺激 | • 回し車やトンネルなどの運動器具 • おもちゃや探索できる環境 |
安全性 | • 危険な物や場所からの保護 • 他のペットからの隔離 |
温度と光 | • 18〜24℃程度の室温維持 • 適度な明暗サイクル、直射日光を避ける |
静かな環境 | • 騒音の少ない場所に設置 • 急な音や振動を避ける |
定期的なケア | • ケージの清掃 • 健康チェック |
優しい扱い | • ゆっくりと接する • 強制的に起こさない |
ストレス軽減 | • 急激な環境変化を避ける • 十分な睡眠時間の確保 |
社会化 | • 適度な人との触れ合い • ハムスターの性格に合わせた接し方 |
特にハムスターが寝る場所・安心する場所になる巣箱は重要だなと、ロフト型巣箱にしてから思いました。我が家のビビりの大福の行動が全然違ってきました。
②安心したら外で寝るようになった
うちのハムスターの大福くんは超ビビりで、ほぼ行動は夜中のみ。ササ―っと出てきて水を飲み、ササ―っと巣箱へ帰る。という生活でした。
しかし、ロフト型巣箱にしたら、落ち着いてゆっくり眠れる時間が増えたからなのか、機嫌よく起きてきて、行動が落ち着きました。お世話の時にうっかり指を向けてしまうと、血が出るくらい噛まれていたのですが、気にしなくなり、手にのせてもあまり嚙まなくなりました。噛んでもあまがみ程度なので大丈夫です。
驚きなのが、家の外でも寝るようになりました。
頭かくして他全く隠れずな状態ですがぐっすりです。笑
↓
安心しすぎて動物的な感覚がどんどん失われているのが分かります。笑
③寝方が変わった!
うちの大福くんはビビりなので、お迎えした日から1カ月くらいずーっと寝姿は丸まったままでした。丸まってまん丸で寝るので名前は「大福」になったんです。
でも、ハムスターズさんのロフト型巣箱はお部屋が2つあって奥のお部屋は真っ暗です。安心するんでしょうね。先日あまりにも巣箱から出てこなかったため、心配でロフト部分の板をそーっと持ち上げたら、まさかのへそ天で爆睡。笑
巣箱から顔を出して寝ている時ものびのびのダラダラです。リラックスして眠ってくれている姿は本当にかわいくて癒しになります♪
ココだけの話
ロフト型巣箱を満喫している我が家のハムスター大福くん。自分で夜な夜なゴソゴソと動かして、製作者様の意図とは全く違っている使い方をしていました。笑
これはこれでカワイイ♡
でも、実はこっそりここでおしっこをしてしまうように…。においの原因になるので、ママが掃除をしてそっと元の位置に戻す→隠れ家が無くなって大福くん衝撃を受けるという攻防戦をしているのはココだけのお話。笑