初めてのハムスターを購入したときに、ペレットタイプのエサが必要と本に書いてあったので、「よしっ!このエサにしよう!」とペットショップに置いてあるエサを手に取ったら、ハムスター愛がハンパない定員さんに、「ハムスターの健康を願うなら、こちらのエサがオススメです」と違うエサをオススメされました。笑
ハムスターが大好きな定員さんが
- エサの種類
- オススメの餌と理由
- エサの量と頻度
- エサを与える時間帯
についてとても詳しく教えてくれたので、自分が忘れないためにも書いていきたいと思います。とても分かりやすかったので、みなさんも参考にしてみてくださいね。
我が家のハムスターのペレットはコレ↓
ハムスターの餌選び:エサの種類
ハムスターの餌はたくさんの種類が販売されています。初めてハムスターを飼う人にとっては、何がいいのか正直分かりません。
- ペレットとは
- ペレットの種類
- エサとおやつの違い
この3点について順に見ていきましょう。
ハムスターのエサのペレットとは?
ペレットは、ハムスターの主食になる重要なエサです。ハムスターに健康を維持するために必要な栄養素な粗タンパク質・粗脂肪・粗繊維・粗灰分がバランスよく含まれています。また、粒状なので飼育する側としても管理しやすいエサになっています。
- 栄養バランスが取れている
- 主食として適切な量を簡単に調整できる
- 偏食を防ぎやすい(好き嫌いが出にくい)
我が家のジャンガリアンハムスターには、1日1回程度おやつを与えているので、おやつのおいしさを知ってしまい、ペレットは喜んで食べている感じはありません。ですが、健康の事を考え、「主食はペレット。おやつは1日1~2回まで」と決めているので、おやつだけでは足りずペレットを無表情でモソモソ食べています。笑
ペレットの種類
ハムスター用のペレットにはいくつかの種類があり、ハムスターの特徴に合わせて選ぶことができます。ハムスターのペレットには
- 大きさの違い
- 硬さの違い
- 種類の違い
大きく分けてこの3つの違いがあります。
大粒タイプと小粒タイプがあります
【大粒タイプ】
・成長したゴールデンハムスターに
【小粒タイプ】
・ドワーフハムスターやジャンガリアンハムスター
・まだ小さいゴールデンハムスター
我が家のジャンガリアンハムスターが食べているペレットは小粒タイプよりもすこーしだけ大きいかな?という感じです。毎日の主食が食べにくいとかわいそうなので、体の大きさに合わせて選ぶことをオススメします。
ペレットはどれもつぶつぶしているので、かたさはどれも同じなのでは??と思っていましたが、実はかたさにも違いがありました。
ハードタイプとソフトタイプがあります
【ハードタイプ】
・成長したハムスターに適している
・かたい食感
・歯が伸びすぎるのを防いだりと歯に良いかたさ
【ソフトタイプ】
・赤ちゃんやシニアハムスターにオススメ
・指で押すとつぶれるくらいのかたさ
・噛みやすく消化に良い
体長や成長具合により様子を見ながらかたさを調節していくといいと思います。我が家は飼育を始めた時点で生後4カ月目だったので、ずっとハードタイプを食べています。
ペレットにも種類が色々あります。
【高栄養ペレット】
・高たん白・高カロリー
・成長期や病後の回復期にオススメ
【ダイエット・メンテナンスペレット】
・高繊維質・低脂肪・低カロリー
・肥満を押さえ健康な体作りを目指す
私はハムスターをペットショップで購入する時に、定員さんに、「あの…今お持ちのペレット(安くて・大き目)ではなくて、ハムスターの身体に良く、質のいいものはこちらになります。お値段もあまり変わりませんし…どうしてもご家庭で飼育されると、おやつをあげたり、運動不足になったりと肥満気味になります。なので、こちらをオススメします。」とハムスター愛にあふれたアドバイスをいただきました。笑 その時購入したダイエット・メンテナンスのペレット。我が家では、もうずっとこのペレットを食べさせています(まあ、肥満ですが。笑)。
ジャンガリアンハムスター:おすすめのエサと理由
ハムスターは雑食の生き物なので、何でも食べます。ですが、ハムスターが欲しがるから・喜ぶからといって好きなものを制限なく与えるのはやめましょう。肥満や病気の原因になるので、正しい知識を身につけましょう。
ハムスターのエサにオススメなものと気を付ける点について書いていきます。
- 市販のペレット
- 新鮮な野菜・果物
- 手作り餌のレシピ
- 避けるべき食べ物
① 市販のペレット
ジャンガリアンハムスターの基本的な食事として、市販のペレットがおすすめです。市販のペレットは、ハムスターに必要な栄養素がバランス良く含まれています。
でも、すべてのペレットが同じというわけではありません。品質の良いペレットを選ぶことが大切です。ハムスターの栄養ニーズに合わせて作られているハムスター専用ペレットを選びましょう。
また、人工着色料や保存料が少ないものを選ぶと、より自然な食事に近づけることができます。ペレットを選ぶときは、原材料表示をしっかりチェックしてくださいね。
② 新鮮な野菜・果物
ジャンガリアンハムスターの食事に、新鮮な野菜や果物を取り入れることも大切です。野菜や果物は、ビタミンやミネラル、食物繊維の補給になります。
でも、与える量には注意が必要です。ハムスターの体は小さいので、少量で十分ですよ。
果物は甘いので、おやつ程度に与えるのがいいでしょう。新しい食べ物を与えるときは、少量から始めて様子を見ることが大切なので気を付けてくださいね。
ハムスターの好みや体調に合わせて、徐々に増やしていくといいでしょう。
我が家のハムスターは甘いものがそこまで好きではないようで、飽きるとすぐに「ぽいっ」とします。笑 このような食べ残しは、野菜・果物は水分量が多いという点から考えても、腐りやすく衛生的ではないので必ず破棄しましょう。
④ 手作り餌のレシピ
ジャンガリアンハムスターのために、手作り餌を用意するという選択肢もあります。ネットで探すと色々出てきます。
ただし、ハムスターの好みや栄養ニーズに合わせて作ることができるというメリットもありますが、ハムスターの年齢や健康状態に合わせたもの・衛生面を気を付けることが重要になってきます。
⑤ 避けるべき食べ物
ジャンガリアンハムスターの健康を守るために、避けるべき食べ物があります。人間にとって安全な食べ物でも、ハムスターには有害なものはたくさんあります。
与えてはいけないもの | 理由 |
---|---|
チョコレート | ハムスターの体に悪影響を及ぼす |
タマネギ | ハムスターの体に悪影響を及ぼす |
ニンニク | ハムスターの体に悪影響を及ぼす |
柑橘系の果物 | ハムスターの胃に刺激が強すぎる可能性がある |
酸っぱい果物 | ハムスターの胃に刺激が強すぎる可能性がある |
塩分の多い食べ物 | ハムスターの健康に良くない |
糖分の多い食べ物 | ハムスターの健康に良くない(控えめにすべき) |
ポップコーン | ハムスターには適していない人間用のスナック |
ポテトチップス | ハムスターには適していない人間用のスナック |
新しい食べ物を与える前には、必ずその食べ物がハムスターに安全かどうか確認してくださいね。与えてもいいか分からない場合は、獣医さんや専門家に相談するのが一番安全です。
おやつに迷ったときは参考に↓
エサの量と頻度
ジャンガリアンハムスターの適切な餌の量について、詳しく解説していきます。
- 一日の適量
- 過食と少食の問題
- 体重測定の必要性
- 季節による食欲変化
① 一日の適量
ジャンガリアンハムスターの一日の適切な餌の量を知ることは、とても大切です。
一般的な目安として体重の5~10%が適量とされています。
ハムスターの種類 | 1日の推奨エサ量 |
---|---|
ゴールデンハムスター | 10~15g |
ドワーフハムスター | 3~5g |
ハムスターの個体差・年齢差・活動量によって、必要な餌の量は変わってきます。餌の種類によっても、適量は変わることがあります。
大切なのは、ハムスターの様子をよく観察することです。食べ残しが多いようなら、量を減らしてみましょう。逆に、すぐに食べ尽くしてしまうなら、少し増やしてみるのもいいでしょう。
② 過食と少食の問題
ジャンガリアンハムスターの健康を守るためには、過食と少食の問題に注意する必要があります。過食は肥満につながり、少食は栄養不足を引き起こす可能性があります。
過食の原因には、ストレスや退屈さがあることがあります。ハムスターが暇を持て余していると、食べることで気を紛らわせようとするかもしれません。適度な運動や遊びを提供することで、過食を防ぐことができます。
一方、少食の原因には、病気やストレス、歯の問題などがあります。ハムスターが急に食べなくなったら、要注意です。体調を崩している可能性があるので、獣医さんに相談しましょう。また、好みの餌を与えていないことも、少食の原因になることがあります。
ハムスターの好みを観察し、適切な餌を選ぶことも大切です。過食も少食も、長期間続くと健康に悪影響を及ぼします。日々の観察を怠らず、異変があればすぐに対応することが大切です。
③ 体重測定の必要性
ジャンガリアンハムスターの健康管理において、定期的な体重測定はとても重要です。体重の変化は、ハムスターの健康状態を知る重要な指標となります。
健康なハムスターの体重の目安は、
ハムスターの種類 | 性別 | 平均体重 |
---|---|---|
ゴールデンハムスター | オス | 100~120g |
メス | 110~130g | |
ジャンガリアンハムスター | オス | 35~45g |
メス | 30~35g |
ただし、個体差もあるので、絶対的な数字ではありません。大切なのは、急激な体重の増減がないかを確認することです。体重測定は、週に1回程度行うのがおすすめです。
小さなデジタルスケールを用意して、同じ時間帯に測るといいでしょう。測定結果は記録を取っておくと、長期的な変化が分かりやすくなります(我が家は毎週金曜日に体重測定しています)。
体重が急に増えたら、餌の量が多すぎるかもしれません。逆に、急に減ったら、病気の可能性も考えられます。いずれの場合も、獣医さんに相談するのが賢明です。
体重測定は、ハムスターの健康を守る大切な習慣ですよ。
④ 季節による食欲変化
ジャンガリアンハムスターの食欲は、季節によって変化することがあります。特に冬は、自然界のハムスターが冬眠に備えて食べ溜めをする習性が影響します。冬になると、ペットのハムスターも食欲が増すことがあるんです。これは自然な行動なので、心配する必要はありません。
ただし、過食には注意が必要です。餌の量を少し増やしても良いですが、与えすぎないように気をつけましょう。
逆に、夏は暑さのために食欲が落ちることがあります。これも自然な反応です。水分補給を十分にさせ、涼しい環境を整えてあげることが大切です。
季節の変わり目には、特にハムスターの様子をよく観察しましょう。
食欲の変化が激しい場合は、環境を見直したり、獣医さんに相談したりするのもいいでしょう。季節に合わせて柔軟に対応することで、ハムスターの健康を守ることができます。、少量から始めて様子を見ることも忘れずに。
エサを与える時間帯
ハムスターにエサをやるのに最適な時間帯は、ハムスターは夜行性の動物なので夕方から夜です。
- 夜行性の習性: ハムスターは夜になると活動的になり、エサを食べたり、走ったりする時間が増えます。自然な行動パターンに合わせてエサを与えると、効率的に栄養を摂取しやすくなります。
- 消化リズム: 夜間に活動するため、夕方以降にエサを与えることで、ハムスターは活動しながらエサを消化することができ、健康的な消化サイクルを保つことができます。
- ストレス軽減: ハムスターは昼間はほとんど休んでいるため、昼間にエサを与えると、睡眠を妨げたり、ストレスを感じさせる可能性があります。自然な活動時間にエサを与えることで、ストレスなく食事ができます。
夕方や夜に新鮮なエサや水を与え、ハムスターの自然な生活リズムに合わせることが、健康を保つために最も効果的です。
まとめ|我が家のジャンガリアンハムスターの餌選びと適切な量
一例として、我が家のジャンガリアンハムスターはダイエットメンテナンスのエサをオススメされて、ずっと主食はこのペレットです↓
毎日夕方18時頃にえさを新しいものにします(残っているペレットは破棄して新しいものに変えています)。毎日4gずつです。余っている日もあれば、お昼くらいに空っぽになっている日もあるので日によりけりですが、3時くらいに毎日おやつをあげるので、食いつきを見ながら健康チェックをしています。
飼育しているハムスターにとって、時間・量などどこが最適なのか見つけるのは大変かもしれませんが、スキンシップを取りながら観察し、見つけていくのもハムスター飼育の楽しみだと思います。
ぜひ、ハムスターとの生活を楽しんでくださいね♪我が家はもうどっぷりハム沼にはまっています。笑