今回は子どもから大人まで大人気の絵本『バムとケロのにちようび』に出てくるドーナツのレシピを紹介したいと思います。
絵本は読んで楽しむものです。でも、元保育士の私は、どうしても“ 絵本から学びへ ” “ 絵本から経験へ ”と繋げたくなっちゃうんです。笑
今回はカワイイコンビの『バムとケロシリーズ』の『バムとケロのにちようび』を娘に読み聞かせをしたら、「ドーナッツ♡おいしそう♡」と娘が一言。これは一緒に作るしかないでしょ!と思い、一緒に作りました。作ってみたら、意外と簡単でしたよ。
作る前は、ドーナツ作りってどれくらいの年齢ならできるの?ドーナツって材料は何が必要なの?と疑問事もあったので、
- ドーナツの材料とレシピ
- 絵本の内容紹介
- 我が家での絵本の読み聞かせ実践
について書いていきたいと思います。
『バムとケロのにちようび』に出てくるこんがりドーナツの材料とレシピ
まず『バムとケロのにちようび』を子どもと一緒に読みます。子どもから「おいしそう!食べてみたい!」と言う声が出てきたらいよいよドーナツ作りです。
早速材料とレシピを見てみましょう。
ドーナツの材料
【 直径7cmの大きさ約15個分の材料 】
・卵 2個
・薄力粉 340g
・ベーキングパウダー 小さじ2
・カッテージチーズ 100g(裏ごしタイプ)
・バター 60g
・きび砂糖 60g
・チョコチップ お好みで
ドーナツのレシピ
【 下準備 】
・薄力粉・ベーキングパウダーは合わせて2回ふるう。
・バターを溶かしておく
<作り方>
1.卵を割ってボールに入れ泡立て器で溶く。
2.1にきび砂糖・カッテージチーズ・溶かしバターの順に加えよく混ぜる。
3.下準備した粉を1度に加えてへらで混ぜる。(粉っぽくなくなるまで)
※チョコチップを混ぜる場合はこの時に一緒に混ぜ合わせましょう。
4.1つにまとめてラップに包み冷蔵庫で生地をねかせる。
5.クッキングシートの上に生地をのせる。
6.生地を8mm位の厚さに伸ばす。
7.型抜きをする。
8.型抜きした生地を170℃位の中温で揚げる。
9.片面がきつね色になったらひっくり返して反対側も揚げる。
10.揚がったらバットにうつして油を切る。
11.お好みで粉砂糖やシナモンをまぶす。
できあがり
絵本『バムとケロのにちようび』の紹介
絵本『バムとケロシリーズ』はたくさんありますよね。かわいくてついつい全部読みたくなるのですが、今回は『バムとケロのにちようび』を紹介したいと思います。
『バムとケロのにちようび』の対象年齢
『バムとケロのにちようび』は
4歳~小学校低学年向けの絵本とされています。
しかし、
絵本というのはその子の
・興味
・関心
・発達段階
・読んでほしいという気持ち
・知識を得たいという意欲
などが重要で必ずしも対象年齢が重要なわけではありません。
実際に我が家では
3歳の姪っ子~小学6年生の甥っ子まで
6人一斉に読み聞かせしましたが、
全員興味津々でした。
途中笑えるところはみんなで笑えました。
6年生の甥っ子と4年生の長男が
ちょっとしたところに気づき新たな発見をし、
その発見を全員で共有することもできました。
(ケロちゃんがバムにちょっとしたいたずらをしている所があるのです)
絵本は楽しむものです。
『バムとケロのにちようび』は
かわいい絵と楽しいストーリーの本なので
幅広い年齢層が楽しむことができます。
『バムとケロのにちようび』のあらすじ
登場人物は犬のバムとカエルのケロちゃん。
雨が降った日曜日の2匹の過ごし方が書かれている
『バムとケロのにちようび』
のあらすじです。
バムはしっかりもので几帳面です。
外が雨なので本を読もうと思っているバムですが、
家の掃除やおやつづくり、
ケロちゃんの世話などテキパキとこなします。
一方、ケロちゃんは遊び好きのいたずら好きです。
バムにお世話をしてもらいながら
2匹で楽しく暮らしています。
バムとケロはお片付けの後におやつ作り。
おいしそうなこんがりドーナツを山ほど作ります。
その後
読む本を選びに屋根裏部屋へ。
ここでハプニングが!!
それを乗り越え無事本を手に入れることができ
ゆっくり穏やかなにちようびを過ごす
2匹のお話です。
この絵本を読むと
おいしそうなドーナツに心奪われます^^
ぜひ自分でも作ってみたくなります。
・クッキングへの導入
・料理の経験のきっかけ作り
には最適の絵本です。
我が家での絵本の読み聞かせ実践
まずは『バムとケロのにちようび』の読み聞かせです。
小学校高学年・中学年になっても絵本??
と思う方もおられるかもしれませんが、
年齢が上がるにつれ、
お話を聞くだけではなく、
絵本の挿絵に隠された細かいところに気がつきます。
大人の方でもバムとケロのファンの方がいるくらいなので
子どもは当然楽しめる内容でした。
絵本の中でおいしそうなドーナツが出来上がるシーンをみると、
子どもたちはドーナツに釘付けです。
ドーナツおいしそう!
食べたい!
子どもたちからこの言葉が出てきたら100点満点です。
しっかりと頭の中でドーナツの完成品がイメージできています。
ここまできたらドーナツを作るだけです。
作り方をみながら危なくないところは
基本的に子どもたち主体でやらせます。
・材料を量る
・粉をふるう
・卵を割る
・混ぜる
・生地をのばす
・型抜きをする
危険なところはありません。
小学6年生の子がいるとさすがに大人は手を出さなくても
どんどん出来上がっていきます。
小さい娘たちもお兄ちゃんたちの見よう見まねで
十分上手にできています。
見守っている大人は
・困ったから助けてほしいと言われたとき
・小さい子たちのお手伝い
程度で十分です。
我が家のドーナツづくりは
【小学高学年男子】
・段取り
・仕上げ(粉をきれいに混ぜたり・きれいに伸ばしたり)
【ちっびこ男子・女子】
・お兄ちゃんたちに言われたことを仲良くやる
・交代交代・順番を守る
・気が済むまでやる
という感じでほぼ手出しすることなくできました。
最後油で揚げる作業は大人の私がやりました。
出来上がったドーナツをみんなで食べました。
熱々のドーナツを食べる機会なんてほとんどないので
うわー!めっちゃうま‼おいしー♪
と感激しておりました。
そして食べ終わった後
今度は自分たちで絵本を広げて
『バムとケロのにちようび』を読み始めました。
ドーナツ作りをしたことで
絵本に対して愛着がわいたようです。
絵本で知育のうんちく
絵本と関連付けて活動することで
主に5つのメリットがあります。
- 絵本を見ることで興味・関心が向きやすくなる
- 絵本を通して視覚で認識することで活動のイメージがしやすくなる
- 「やってみたい!」という意欲が出やすくなる
- 活動に深みが出る
- 「絵本に出てくる○○もこんな気持ちだったかなぁ?」などと想像力が養われる
子どもたちはまだ生まれてきて数年。
経験・知識はまだまだ足りていません。
そのため活動するときに
事前にイメージができているかどうかが大切です。
何をしているのか分からない活動より
ゴールが見える活動(ドーナツを作る・昆虫を探すなど)の方が
意欲的で活動に深みが出ます。
絵本を通して
子どもの興味・関心・意欲に刺激を与えることも
とても重要なことなのです。
絵本『バムとケロのにちようび』の口コミ
面白くて、
おいしそうな
絵本『バムとケロのにちようび』。
口コミをみていきたいと思います。
良い口コミ
・名作だと思う
・絵に癒やされる
・何回でも読みたくなる
・子どもも大人の心にも響いてくる優しさのようなものがある
・子どもの心を和ませ温かさを感じる
・2歳の子でも読める
・掃除にクッキングと教育的
悪い口コミ
・虫嫌いの人には不向き
・虫とネズミが気持ち悪い
全体的に良い口コミが多いのですが、
『バムとケロににちようび』には途中
虫・ネズミ・蛾などが出てきます。
虫嫌いの人はどうしても無理なようです。
「虫は嫌いだけど気にならないよ!」
という人もいますが人それぞれです。
良い口コミは
とてもかわいい絵に癒やされる人もいれば、
ケロちゃんのお世話をしているお母さん的なバムをみて
教育的と見る人もいれば
心を和ませる方もいるようです。
まとめ
ここまで『バムとケロのにちようび』の
・絵本のレビュー
・我が家での絵本の読み聞かせ→クッキング実践
について書かせていただきましたがいかがでしょうか?
絵本の読み聞かせからの実践・経験は
よく保育園・幼稚園の活動でも実践されています。
子どもたちにとってとてもメリットのあることです。
しかし、家庭内においては
無理なく楽しくできる範囲がいいと思います。
教育現場ではなくあくまで心落ち着かせる家庭なので
無理をするのは厳禁です。
・小さな子がいて大変
・時間に余裕がない
・そもそも興味が向かない
などの場合は絵本の読み聞かせだけで十分です。
無理をしてその後の活動に広げるのはオススメできません。
絵本の読み聞かせも
その後の実践も
たのしんでできる範囲で十分なので
参考にしてみてくださいね。